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夏至

21日(火)は二十四節気「夏至」。暦の上では夏の真ん中で、一年で一番昼の時間が長くなる頃です。

夏先取りの空

ペンさん(沖縄県恩納村)

影の長さも季節変化

「夏至」は1年で太陽が最も空高く昇り、最も昼の時間が長くなる日です。このため、正午前後に見える影は、1年で最も短くなります。

太陽の高さがそれぞれの間の高度となる春分・秋分は、影の長さもちょうど中間の長さとなります。

また、最も昼の長さが短い「冬至」と昼の長さを比べると、およそ5時間の差があります。

田畑も人も生き生き

夏至の頃は、田畑作業に力が入る時期です。現在はこの時期になると、すっかり田植えは終わっていますが、昔の田植えは夏至~11日後の半夏生までに行われていました。

このため、夏至に作物の豊作を祈願して、地域独特の食べ物を食べる風習もあります。

短い夜を楽しもう

夏至は、世界共通です。海外でも、夏至祭が行われる所が多くあります。ゆっくりと「最も短い夜」を楽しむのもいいですね。

瞑想やキャンドルナイトなど、それぞれの時間をお楽しみください。

提供:株式会社ウェザーニューズ