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蜃気楼

13日(金)、蜃気楼の名所、富山県の蜃気楼ロードよりウェザーリポートが届きました。


dok@Toyamaさん(富山県魚津市)

蜃気楼とは

蜃気楼は、通常まっすぐに進む光が、密度の異なる空気の層を通過する際に、進路が曲がる(屈折する)という性質により発生します。

また、同じ蜃気楼といっても、逆さに見えたり、伸びて見えたりと、違いがあります。

蜃気楼の種類

ウェザーリポートが届いた富山湾で起こるような「のびて見えるタイプ」の蜃気楼は、冷たい海面に暖かい空気が流れ込んだ時に発生します。

空気の層が、上が冷たく下が暖かい「上冷下暖」の状態になっていて、光が上に凸のカーブを描いて、見ている人の目に到達します。

このため、これを見た人は、実物よりも上に伸び上がったように見えるのです。

13日(金)の富山県魚津市は、25.1℃まで気温が上がり、また風も弱く穏やかだったため、蜃気楼が見られたようです。

提供:株式会社ウェザーニューズ