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農鳥

ここ数日、山梨県のウェザーニュース会員の皆さんから、富士山に現れた「小鳥」の雪形リポートが届いています。


はなこ🐾さん
(山梨県富士河口湖町)

農鳥(のうとり)とは

農鳥(のうとり)とは、4月後半~5月中旬頃、富士山の7〜8合目あたりに現れる鳥の形をした残雪のことを言います。

昔から、農鳥が現れると田植えなど、農作業をする目安ともされていたようです。

「ちょっと肌寒いです。 富士山の農鳥は、鳩サブレのようです。」高嶺星さん(山梨県富士吉田市)

実際、富士吉田市では、各地で田植えが行われ、水田に映る見事な富士山のリポートも届きました。

「毎朝この田んぼに来てますが、真逆 田植えがしてあるとは、ビックリポン なんという幸運でしょう」染山さん(山梨県富士吉田市)

今年は少雪で1月はじめにも出現

今年は雪が少なく、今ほどの明瞭さはないものの、1月前半にも鳥らしき姿が出現していたようです。

「春の風物詩の「農鳥」が今日もハッキリ見えています」みおさん(山梨県富士河口湖町)

四季折々の姿を見せてくれる富士山。今の時期、機会があればこの富士山の小鳥に注目してみてください。

提供:株式会社ウェザーニューズ