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光の春

2月も中旬になりました。暦の上では立春を過ぎ、春へと歩みを進める時期です。この季節は「光の春」とも呼ばれています。


うぇさん
(広島県江田島市)

光の春とは

ここ最近は、春を通り越した陽気にもなりましたが、寒の戻りで寒さがぶり返し、思ったほど気温が上がらないのがこの時期の特徴です。

時折厳しい寒さとなるものの、動物や植物の中には陽光の明るさに反応して、冬眠から目覚めたり、芽吹いたりして春の気配を感じています。ここから「光の春」と言われています。

実際、太陽の高度が上がるため、日の光自体が強まり、今の時期は冬至の時期に比べると、1時間以上も日が長くなっています。

お肌にとって気になる時期


オリジナル気象観測機「ソラテナ」のUV観測(渋谷)

この時期は、紫外線量もどんどん増える時期です。5月や真夏に比べるとまだ量は少ないですが、空気が乾燥している上に紫外線量が増えるという、お肌にとってはなかなかシビア環境です。

また、花粉症でお肌が荒れる方もいるようです。お肌が敏感な方にとっては、いつも以上のケアが必要になるかもしれません。

光の春を感じる植物

こちらは、黄金色の花を咲かせる福寿草。縁起のよい花として知られています。


らなるなさん
(栃木県栃木市)

春の訪れを感じさせる福寿草は、パラボラアンテナのようにお椀型に開き、太陽の光を集めて、暖かなスポットを作っています。そして、周りよりも暖かな所に、虫達は誘われ、花粉を運んでくれるそうです。

晴れた日はぜひ「光」に春を感じて楽しんでください。

提供:株式会社ウェザーニューズ