雪虫と気温の関係

北海道ではお馴染みの「雪虫」は、トドノネオオワタムシというアブラムシの仲間で、晩秋から初冬の晴れた日の夕暮れに多く飛ぶことがあります。
白い綿のようなロウでできた物質を、身体につけて飛び回る姿が雪が舞うように見えるため、また昔から雪虫の乱舞が見られた後しばらくすると、初雪が降ると言われるため、「雪虫」と呼ばれます。
ウェザーニュースで実施した5年間の調査や、ここ数年のウェザーリポートと初雪観測を照らし合わせてみると、年やエリアで違いがあるものの、雪虫の大量発生から1〜2週間程度で初雪が降る傾向があります。

北海道のウェザーニュース会員への調査でも、18日(火)時点で73%の方が「見た」と答え、そのうちの40%強が「大量発生」と回答していました。