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大雨への備え

豪雨や長引く雨で、様々な災害が発生する恐れがあります。発生する前にできること、事前に備えるべき物や行動をまとめました。

冠水対策

・土嚢の準備
・排水溝の掃除
・家財を2階へ移動(床上浸水対策)

暗くなってからの屋外作業は危険ですので、昼間のうちに対策してください。

土砂災害対策

・急な斜面には近づかない
・斜面が近くにある場合は、2階で過ごす
・異音が聞こえる、斜面から泥水が流れ出す等の異変があったら、早めに避難する

交通混乱への対策

・急ぎでない外出は、なるべく控える
・時間に余裕を持って行動する
・最新の交通情報や代替交通手段を、こまめに確認する
・車は昼間でも点灯し、いつも以上の安全運転をする

ライフラインの対策

・食糧や水の備蓄(エアコン・冷蔵庫が使えなくなるため)
・懐中電灯、電池、ガスコンロ等の準備
・防災ラジオの準備(携帯電話を充電できると便利)
・浴槽に水を張っておく


いざという時 避難の心得

水平避難

・隣近所に声をかけ、単独行動は避ける
・外出中の家族には、連絡メモを残しておく
・車での避難は避ける
・危険な場所は避ける
・狭い道、塀ぎわ、川沿い、ガード下、崖の近く、堤防などは避ける
・靴は運動靴で移動する
・夜の避難は危険なため、できるだけ明るいうちに行動する
・側溝は道路との区別がつかないため、落ちないよう注意する

垂直避難

・万が一、逃げ遅れたら丈夫な3階建て以上の建物に避難する
・無理な場合は、無理に避難せず、家の2階などで救助を待つ

動かない方がいいケース

・夜間や急激な降雨で、避難路上の危険箇所がわかりにくい
・ひざ上まで(50センチ以上)浸水している
・浸水は20センチ程度だが、水の流れる速度が速い
・浸水は10センチ程度だが、用水路などの位置が不明で、転落のおそれがある

考え方としては、危険な状況のなかでの避難はできるだけ避け、安全の確保を第一に考えます。

危険が切迫している場合は、指定された避難場所への移動(水平避難)だけでなく、命を守る最低限の行動(垂直避難)が必要な場合もあります。

提供:株式会社ウェザーニューズ