一段と賑わう
春の夜空に注目☆
月と火星が接近
28日(金)の西の空(東京)
28日(金)夜、西の空では月齢1.6の非常に細い月と火星が、寄り添うように地平線の向こうに沈んでいきます。
プレミアムフライデーの楽しい帰り道、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
金星最大光度
30日(日)朝6時頃の東の空(東京)
夜明け前の東の空で、明けの明星として輝いている金星が、30日(日)朝6時24分に最大光度を迎えます。
ぐんぐんと上昇する太陽の少し右上に輝く金星ですが、最大光度を迎える時間はすでに太陽が昇っているため、夜明け前の東の空を観測するのがおすすめです。
木星が見頃
8日(土)21時頃の南東の空(東京)
月を除けば、夜空で一番目立って明るく見える天体である木星が、8日(土)に衝※となります。
※「衝(しょう)」とは、ある観測点(通常は地球)から太陽系天体を見た時に、その天体が太陽と正反対の位置にある状態のことを言います。
衝を迎えた木星は、しばらくの期間はほぼひと晩中見ることができ、一段と明るく輝きます。
おとめ座の1等星スピカと並び、明るく輝いているので、肉眼でもすぐに見つけることができます。スピカの青白い色と、木星の黄色っぽい色の美しい対比が見ものです。
月と木星が接近
21時頃の南東の空(東京)
木星は、10日(月)~11日(火)にかけて月と接近します。
スピカもそっと寄り添うようにして輝き、2日間にわたって、月・木星・スピカが近くで輝きあう姿を楽しむこができます。
そして、11日(火)は満月です。月明かりに負けずに輝く木星を、どうぞお楽しみください。
月と土星が接近
3時頃の南の空(東京)
17日(月)の夜明け前の南の空、土星に徐々に欠けつつある月が近づきます。この日の土星は、前日の23時頃に、月を追いかけるように昇ってきます。
最も月と近くなるのは、東京では未明の3時45分頃。その後、5時過ぎの夜明けとともに、青空に溶け込んでいきます。
今年は何度か月と土星が近づきますが、最も近づいて見るのは今回となります。この機会をお見逃しなく!
月と金星が接近
24日(月)明け方の東の空(東京)
24日(月)明け方、東の低い空では、細くなった月と金星が並ぶ様子を見ることができます。
今回の接近では、月と金星の間は約5度程と、大接近と言えるほどではありません。ただ、それでも互いの距離は十分に近く、肉眼でもその様子をとらえることができます。