普段は見えにくい水星が
今、見頃です☆
水星が見頃
日の出前の東の空（東京）
普段は高度が低いため、見つけづらい惑星である水星ですが、９月26日から10月２日まで、日の出30分前の高度が10度を超え、とても観察しやすくなります。
９月末ごろ、日の出前の東の空には細い月が見えます。日の出の１時間から30分くらい前の、空があまり明るくならないうちに、東側にさえぎるもののない場所で、地平線近くを探してみてください。
特に29日は月が水星のすぐ右上にありますので、月を目印にして水星を探すことができる絶好のチャンスです。
９月も火星・土星が近く
月との共演も楽しめます☆
月・火星・土星が接近
９月７日～10日 20時頃の南西の空（東京）
９月も先月に引き続き、火星・土星・アンタレス（さそり座の1等星）が近くで夜空に輝きます。火星と土星が仲良く並ぶのは、宵の南西の空。そのすぐそばで、さそり座の1等星アンタレスの姿も見ることができます。
火星や土星は段々と沈むのが早くなるため、観測チャンスは短くなってきています。深夜には沈んでしまうので、日が沈んだすぐあとほど、空の高い位置で見つけやすくなります。
９月７日～10日にかけて、月が土星と火星に最も近づき、離れていきます。秋の虫の涼やかな音色をBGMに、この共演をぜひお楽しみください。
■８日(木)夜
月と土星が接近
■９日(金)夜
月と火星、土星が最接近