東京マラソンの天気
26日(日)は、東京マラソンの日。ウェザーニュース予報センターのランナー予報士が、当日の天気から見た攻略法を解説します。
2015年の様子
すばるαさん(東京都庁付近)
当日の天気
風向きとペース配分
スタートから日本橋に向かう序盤の10km
10㎞日本橋を過ぎて15㎞浅草に向かう区間
35㎞品川を折り返してゴールに向かう区間
ウェア選びの工夫
■長袖・ランニングタイツ
長袖のTシャツあるいはアームウォーマー、下半身にはランニングタイツが必需品です。
■手袋や帽子
スタートの列に並んでから号砲が鳴るまでしばらくかかるので、できるだけ保温に努めましょう。
■脱ぎ着しやすいウェア
半袖Tシャツを重ね着したり、ビニール製のポンチョ(もしくは大きなビニール袋を代用)も有効です。暑くなったら、ウェストポーチにしまいます。
※ポンチョは、ナンバーカードが透けて見えるよう、透明な素材にしましょう。
こまめに水分補給を
気温が上がらなくても、走るとやはり汗をかくため、こまめな給水が重要です。給水所を通過するたびに、水分補給を心がけてください。
その際、水ばかりでなく、汗で失われた塩分などミネラルの補給も大切です。足のけいれん予防にもなります。
給水所に用意しているスポーツドリンクを飲んだり、ミネラル分が含まれた飴玉やサプリメントなどを、ウェストポーチなどに用意しておくことをおすすめします。
レース後の注意点
東京駅前でゴールをしてから、荷物の受け渡し場所まで、人によっては日比谷公園まで1km以上の距離を歩く必要がありそうです。
薄着のランナーにとっては、体が冷えないか心配なところです。ゴールした後のことも考えると、手袋やネックウォーマー、アームウォーマーなど、なにか保温できるグッズを用意しておいた方がよさそうです。
応援に際して
沿道で応援される方やボランティアをされる方は、天気への特別な対策は必要なさそうです。ただ、じっと立っていると足元が冷えてきますので、厚手の靴下や厚底の靴がおすすめです。
また、関東では花粉シーズンが始まっています。花粉症の方は、マスクや目薬などご自分に合った対策を心がけてください。
それではランナーの皆さん、応援者の皆さん、東京マラソンを楽しんできてください!
2016年の様子
りょりょさん(東京都千代田区)