震度6弱は16年ぶり

鳥取県内で震度6弱以上の揺れを感じたのは、2000年10月6日に発生した鳥取県西部地震以来です。
今回の地震を起こした断層は、西北西〜東南東に軸を持つ、
横ずれ断層と考えられています。
過去1年の間に、今回の震源周辺でマグニチュード4程度の地震が何度か起きています。
この周辺で最近起きた規模の大きい地震は、2002年のM5.5の地震。また、規模の大きい最近の地震は2000年10月6日の鳥取西部地震があり、この断層付近で起きた過去の大きな地震は、1943年の鳥取地震となります。
今回の地震の震源は、内陸かつ浅い場所でした。このような地震は余震が起こりやすく、熊本地震(これまでに余震が4000回以上)も似たような状況でした。
2000年に発生した鳥取県西部地震の時は、今回よりマグニチュードが大きいこともあり地震回数は多く、発生から2日後に最大余震が発生しています。
一方で、ほぼ同じ規模の今年4月14日に発生した、熊本地震のM6.5の地震後ほどの活発な活動は、今の所見られませんが、引き続き注意をしてください。