さくら情報

2015年振り返り

桜の健康診断結果

桜の健康状態を知るため、簡単なチェックシートで、9千人以上の方に桜の健康度を診断をしていただきました。

桜の健康度を優良・正常・やや生育不良・生育不良の4ランクで診断。結果を集計したところ「優良」と「正常」を合わせると、昨年とほぼ同じ割合に。
優良 67%
正常 29%
やや生育不良 4%
生育不良 1%

都道府県ごとに見ても、優良な結果が出ています。


※「優良」は細かく3ランクに分かれています

今年も桜は引き続き健康な状態を保っていると言えそうです。

花の咲き方で見る健康度

1本の木に桜の花がどのように咲いているのかを聞いたところ、2014年より2015年の方が「木全体にまんべんなく咲いている」の割合がアップしました。

※先端に固まって咲き、枝の間がスカスカな状態など、「咲いていない枝がある」状態は元気がない桜です。

都道府県毎に花の咲き方の平均をとり、ランキングにしてみました。
TOP3
1位 鳥取県
2位 佐賀県
3位 群馬県

健康診断から見て花が咲きそろっているほど、キレイと感じる人が多いことがわかりました。

本調査の目的

調査をすることで、桜や環境に興味をみんなが持つことが目的です。やや生育不良以下のランクであれば、来年は正常以上の元気な桜になるよう、手当てを行うこと、またその輪を全国に広げることにあります。

もし、桜がやや生育不良のお疲れモードだったら、土のマッサージをしたり、肥料をあげてください。

調査は数年継続し、桜の健康状態の変化を追っていくことで、健康状態が分かります。

今年の春も、いつもと変わらない姿で癒しと元気をくれた桜。どんな時でも美しい姿で楽しませてくれるニッポンの桜に、みんなで恩返ししていきたいですね。


提供:株式会社ウェザーニューズ