北陸甲信は「例年以上にキレイ」
ウェザーニュース会員の皆さまに、2016年の桜はキレイだったか伺ったところ、天気が良かったエリアほどキレイと感じていることがわかりました。

全国をまとめてみると、例年並みと感じた人が最も多く、例年以上にキレイだったと答えた人が20%いました。
2015年は、例年以上にキレイ17%、例年並み75%、あまりキレイではない8%だったので、わずかに2016年の方が見応えがあったようです。

エリアごとに見ると、北陸や甲信で「例年以上にキレイだった」と答えた人が多く、九州や四国で「あまりキレイではなかった」と答えた人が多い傾向が出ました。
「キレイだった」と答えた人が多かった北陸や甲信は、雨でお花見ができない天候だった日が、各県ともたったの1日。見頃期間中に目一杯楽しむことができたようです。
一方、「あまりキレイではない」と答えた人が多かった九州や四国は、前線が南に停滞していたため雨の日が半分以上に。
高知や宮崎は、お花見日和と言える晴天が1日もなく、西日本の太平洋側では物足りないお花見となったようです。
みんなのお花見事情

今年お花見に行ったかどうかは、半数以上の方がお花見を楽しんだと回答。そのうち、平日に楽しんだ方、土日に楽しんだ方は同率でした。
2015年は、行かなかった48%、土日に行った25%、平日に行った27%でした。
2016年は、2015年と大きな差はないものの、お花見に行った・行くことができた人が2015年より若干多くなりました。
一番お花見を楽しんだ県は?

お花見を楽しんだ県の1位は石川県で、2位は富山県。福井は4位と、北陸エリアでお花見を楽しんだ人が最も多かったようです。
そのほか、東北や関東など東日本エリアの人ほどお花見へ行った傾向がでました。
一方、大分県や高知県でお花見に行った人は30%ほど。九州や中国四国など西日本エリアほど、お花見に行かなかったと答えた人が多くなりました。
東北や北陸、関東など東日本エリアで、見頃期間中に好天に恵まれましたが、西日本エリアほど雨に見舞われ、お花見がしづらかったようです。
2015年も、北陸や東北は、お花見行った人の多い都道府県ランキングで上位。お花見好きな県民性なのかもしれません。
提供:株式会社ウェザーニューズ