2016年
おうし座流星群 振り返り
流星リポート
たつのこさん(栃木県大田原市)
6日(日)夜は、西日本で晴れている所が多く、広い範囲で「見えた」報告が届きました。
東日本は、関東や東北の太平洋側ほど見えていましたが、低い雲の広がっている山梨・静岡の一部はやや見えづらい状況となりました。また、東北北部から北海道の日本海側は雲が多く、厳しい気象条件となりました。
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どんな流星群?
多くの流星群は放射点が1つですが、おうし座流星群は2つの放射点(南群・北群)があります。放射点とは、見かけ上ここを中心に流星は放射状に流れる点のことです。
放射点が2つもあると、たくさん流星が出現しそうな気がしますが、1時間に流れる数は数個ほどです。ただ、ゆっくり流れるものが多く、火球クラスの明るい流星が期待できるのが特徴です。
いつ見える?
- 出現期間
- 2016年10月15日~11月30日
- ピーク
- 南群:2016年11月6日(日)
北群:2016年11月13日(日)
※ピーク時の出現数の増加はなだらかのため、ピーク日以外でも観測チャンスがあります。
どこで見える?
放射点があるおうし座は、夜になると既に東の空に姿を現しており、深夜には空高くに昇ってきます。おうし座の側にはオリオン座があるため、この星座を目印にして探すと見つけやすいかもしれません。
※放射点:この点を中心にして、流星は放射状に出現します。