曇りの日まめ知識
花々の香りなど、日によって強く感じたり、あまり感じなかったりすることはありませんか?
茄子猫さん(東京都調布市)
香りには天気と関係があると言われています。ここではそんな曇りの日の効果や、まめ知識をご紹介します。
香りが強い
香りの広がり方は気温や風によっても変わりますが、特に湿度とは深い関係があります。
香りの成分は風に流されるため、香りは風下側へ運ばれます。
昼間、晴れて上昇気流があると香りは上へ運ばれますが、曇っていて上昇気流がないと地上付近へとどまるので、香りを強く感じるとされています。
特に、湿度が高い日の方が香りを強く感じると言われています。このため、湿度の高い曇りの日や雨あがりには、草木や花々の香りがより強く感じられます。
掃除にオススメ
晴れて乾燥している日は、ガラスの表面の汚れが落ちにくくなりますが、曇りの日は湿度が高くなり、汚れが落ちやすい状態になります。
普段出来ない窓ガラスやサッシのお掃除は、スッキリしない曇りの日がオススメです。
紫外線にも注意
日差しのない日は、紫外線をあまり気にすることなく、日焼け対策なしで外に出る方もいるかもしれません。
紫外線の強さは、晴れの日の紫外線の量を1とすると、曇りの日は0.3から0.7となり、雨の日は0.3前後になります。
曇りの日でもかなりの紫外線が降り注いでいるため、うっかり日焼けにご注意ください。