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皆既・部分日食

2016年3月9日(水)午前中
日本で約4年ぶりの日食!

皆既日食

皆既日食を振り返り

ウェザーニュースでは、インドネシアから中継をお届けしました。現地は天気に恵まれ、皆既日食の瞬間や、月の谷間から太陽の光がこぼれ、まるでダイヤモンドの指輪のように輝く「ダイヤモンドリング」を見ることができました。

皆既&部分日食をプレイバック

インドネシアの日食を、欠け始めから皆既の終わりまで、ギュッと詰め込んだまとめ動画をお届けします。何度でも神秘の瞬間をお楽しみください。

中継場所
中継場所

日本で次に皆既日食が見られるのは、2035年9月2日になります。

欠け始め
日食

段々と隠れる太陽の様子から、地球の自転と月の公転速度の速さを感じられました。

皆既日食の直前・直後
日食

太陽の光がこぼれ、まるで指輪のように輝く現象「ダイヤモンドリング」が見られました。

皆既日食中
日食

太陽のまわりに無数の美しい白い流線(太陽を取り巻くガス)のコロナが出現し、太陽の左フチ部分に、まるで赤く燃える炎のような現象プロミネンスが見られました。

ひまわり8号でみる月の影

画面の真ん中を左から右に動く黒い影は太陽の光によってできた月の影です。この影の下で日食が起こりました。

北日本で日食観測

9日(水)午前中は北日本ほど晴れて、部分日食の観測チャンスに!部分日食のリポートも届きました。

日食リポート
トピックス
地吹雪さん
(北海道千歳市)

皆既・部分日食とは?

メカニズム

地球から見て、月が太陽の前を通ることで太陽の一部が隠されるのが「部分日食」、太陽が全て隠されるのが「皆既日食」です。

皆既日食の場合、皆既中は空が夜のように暗くなり、肉眼でも太陽の外気層であるコロナが輝いて見えます。

黒い太陽が見られる、神秘的な天体現象です。

左:「部分日食」 右:「皆既日食」

日食を楽しむために

提供:株式会社ウェザーニューズ