お花見シーズン
見頃日数は全国平均 5.8日
今シーズンの見頃傾向の日数は全国平均で5.8日となりました。
見頃ピークの日数マップ
この数字は最短となった去年に比べるとやや長く、一昨年よりは短くなりました。エリア別に見ても、去年と比較して1日程度期間が長くなっている所が多いですが、東海エリアは4日近く期間が長くなり、かわって甲信エリアでは3日近く短くなりました。
去年は気温の変化が少なく、暖かい日が多くなりましたが、今年は一日毎の気温変化がやや大きく、お花見シーズンインから桜吹雪シーズンインまでの日数が、やや長くなったことがわかりました。
一番お花見を楽しんだのは山形県
ウェザーニュースの会員に「今年はお花見行った?」の質問に対して、「平日に行った」「土日に行った」「行かなかった」で答えてもらいました。
その結果、全国の約半数の人がお花見に行ったことが分かりました。また、土日と平日に行った割合は同じくらいとなりました。
一番お花見に行ったと答えた人が多かったのは山形県で、お花見に行った人が多いのは、東北エリアや富山や石川など中部エリアでした。
一方で、西日本ほど「お花見に行かなかった」人の割合が多くなり、特に、中国・四国エリアは、半数以上の人が「お花見に行かなかった」という回答でした。
その理由は
1 見頃時期が主に平日だった
2 見頃期間中に雨の日が多かった
3 貴重な土日も雨だった
ということがあるようです。
各地の見頃と天気
見頃ピーク期間とお花見日和数(晴天)、お花見できた日数(曇りor小雨)を表にしてみました。
東・北日本
関東南部は、見頃期間が4日程度と短めでしたが、天気に恵まれ青空の下で桜を楽しめました。
・東北や関東北部は、見頃の時期が1週間以上と長め。その分、雨の日もありましたが、お花見日和も多くなりました。
西日本
近畿や中国・四国エリアは、見頃時期が3~5日程度と短めだったうえに、雨の日が多く天気に恵まれませんでした。
九州は、見頃の時期が例年よりやや長めではあったものの、後半ほど雨の日が多かったので、見頃が長い印象はあまりないかもしれません。
『今年の桜は早かった?』の質問に対して、西・東日本で早いと感じた理由は、
・東日本(関東南部):見頃期間が短かった
・西日本:天気に恵まれなかったため、お花見に行くタイミングが少なく短く感じた
ということが言えそうです。
続いて、お花見に行った皆さんに桜のキレイ度を聞いてみました。