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ハロ・アーク

22日(水)朝、東北から幻想的な虹色の写真が届きました。このサインを読み取ることで、その後の天気がどうなっていくのか分かることがあります。

現地からのリポート


なないろさん(宮城県仙台市)



ひまわりさん(宮城県伊具郡丸森町)

ハロ・アークの仕組み

ハロやアークは、薄い雲の中にある氷の粒に、太陽の光が反射してできる現象のこと。ハロは日暈(ひがさ)とも呼ばれます。

太陽の高度や光の屈折の関係で、ハロが見えたりアークが見えたりします。

このハロやアークが出現すると、天気は下り坂と言われています。

天気下り坂のサイン

ハロが現れる薄い雲の近くには、雨を降らせる低気圧や前線、すなわち雨雲があることが多くなります。

ハロが現れたあと半日から一日で雨が降り出すことが多く、その確率は6割ほどです。

梅雨時期の前線の動きは、南北に行ったり来たり。このため、ハロが見えても前線が近づかずに雨が降らないことも、しばしばあります。

その際ポイントとなるのは、ハロが見えた後に順調に雲が低くなっているかどうかということ。

梅雨前線が北上して近づく、すなわち雨が降るケースほど、雲は段々低くなっていきます。

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