スキー&スノボ情報

春スキーの注意点

春スキーのシーズン、より楽しむための4つのポイントをまとめました。

寒暖差と雨

春スキーの時期は気温が上がり、スキー場でも昼間は暖かくなります。滑っていると、服装次第では汗をかくことも。

ただ、朝や夕方はグンと気温が下がるため、急激な体感温度の変化に注意が必要です。

3月を過ぎると、雪ではなく雨の降るスキー場が多くなってきます。前もって天気予報を確認し、晴れそうな日を狙うのがオススメです。

予定の変更が難しい場合は、雨対策を忘れないようにしましょう。

紫外線の強さ

春スキーは、一段と日焼けに注意が必要です。真冬は、真夏の7割程度の紫外線量(UV-A)でしたが、3月以降は「真夏の9割」ほどまでに増えてきます。

また、スキー場は雪面による照り返しが強く、紫外線の反射率は80%。芝生やコンクリートと比べ、圧倒的に高くなります。

肌の保護のために、女性だけではなく男性も、日焼け対策をしましょう。

服装

朝・夕方の冷え込みや、紫外線、転んだ時の安全性を考慮すると、ウェアーの上着は着ておいた方が無難です。昼間の暑さは、インナーで調整しましょう。

肌に直接触れるインナーは、吸水性と速乾性のある素材のものを。その上のセカンドレイヤーを着る場合は、インナーが吸収した水分を逃しやすく、保温性に優れているものが理想です。

下半身は上半身よりも濡れやすく、脱ぎ着しづらいこともあり、スキー・スノーボードウェアーをはいておくのがオススメです。

全層なだれ

雪解けが進む春スキーのシーズンは、なだれの発生しやすい時期。特に、気温上昇や雨によって起こりやすい「全層なだれ」に注意が必要です。

全層なだれは、斜面上の固くて重い雪が、流れるように滑り落ちます。

管理されていない「滑走禁止区域」での滑走は、絶対にやめましょう。禁止区域となっている理由が、必ずあります。管理されたコースで、安全に春スキーをお楽しみください。

なだれの前兆や、生存対策などは、下記の「詳しく見る」からご覧ください。


提供:株式会社ウェザーニューズ