実際どうなの?花粉症
1日でつらい時間は?
花粉症は、1日中ずっとつらいのでしょうか?最も症状がつらい時間帯を聞いてみると、実は6〜7時頃と14時頃につらさのピークがあることが判明。
まず朝につらさのピークがあるのは、薬などの対策をした直後であり、効果が出始める前に出勤等で外に出なければならないためだと考えられます。また、起きた直後は前回(前日の夜など)に対策をしてから数時間経過していることも影響しているかもしれません。
昼過ぎに再びつらさのピークがありますが、この時間帯は1日のうちで最も気温が上昇するため、そもそも花粉の飛散量が多く、加えてランチで外に出た後に衣服などに花粉が付き、つらい症状が出ると考えられます。
花粉症で仕事能率30%ダウン
今回「仕事や勉強への影響度」を聞いてみました。すると、仕事や勉強へ何らかの影響があると答えた方はなんと8割。
詳しい影響度合いを見ると、最も多かったのは「約30%影響する」と答えた方でした。今シーズンの花粉症の症状はやや軽め。それにも関わらず、30%程度能率がダウンするということは、花粉が大量飛散して症状が重いシーズンは、もっと能率がダウンするということ。そう、花粉症の方は花粉シーズン中は仕事能率が普段よりダウンしつつも、日々頑張っているのです!
5人に1人が親子で花粉症
今回、花粉症が遺伝するのかどうかを調べるため、「自分と親の花粉症事情」を調査しました。すると、全国の20%の方が「自分も親も花粉症」と回答。日本人の5人に1人が親子で花粉症ということが分かりました。さらに、年代別に詳しく見てみると、若年層ほど親も花粉症と回答する割合が多くなりました。
「自分と子供」の花粉症事情についても質問してみると、子供も花粉症と答えた方は男性が44%なのに対し、女性は61%という結果になりました。男性よりも女性の方が、子供へ遺伝する可能性が高いということなのかもしれません。
※男女別のグラフは「子供も花粉症である」と回答した割合(「自分も子供も花粉症」「自分も子供も親も花粉症」の合計)を男女別に表したものです。
2015年花粉シーズンまとめ