東日本の桜開花予想
関東や東海、北陸は見頃を過ぎ、桜吹雪の所が増えます。一方、飛騨・信越は開花が進み、週末には見頃となる所が多くなりそうです。(更新:4/11)
4月最初の週末はお花見へ

春分の日前後の暖かさをきっかけに、3月20日に日比谷公園(東京)でスタートした桜の開花は、東京都内や埼玉県、神奈川県へとゆっくり拡大しています。つぼみの生長は、昨年の同時期に比べるとやや遅いものの、開花間近の桜が増えています。
4月初めにかけて関東南部で開花が進んでいきますが、気温が平年よりやや低い予想のため、開花前線の進みは遅くなりそうです。すでに咲き始めた桜も、花冷えのため、咲きそろうまで時間がかかりそうです。
ただ、次第に暖かい日が多くなるため、開花が加速します。関東北部は、4月上旬に咲き始める所が多くなりそうです。
三溪園(神奈川)は4月1日に5分咲き、上野恩賜公園(東京)は2日に満開を迎えるなど、関東南部では4月1、2日以降、お花見を楽しめる所が増えてきそうです。前橋公園(群馬)は4月初めに咲き始め、4月8、9日頃から見頃を迎えそうです。

目黒川沿い
中部の桜開花予想は終了しました。

高田公園
東海は開花ラッシュへ

中部は、先週の一時的な暖かさで、東海や甲信南部で咲き始めましたが、例年より遅い~非常に遅い開花となりました。
今週は平年より気温の高い日が多いため、次々と開花し、一気に満開を迎える桜が増えていきそうです。
鶴舞公園(愛知県)や駿府城公園(静岡県)など、すでに開花の所は、今週末の低気圧による雨や風で、桜吹雪となる可能性があります。
特別名勝兼六園(石川県)や鳥屋野潟公園(新潟県)など、北陸は来週中頃から満開を迎えそうです。

高田公園
提供:株式会社ウェザーニューズ