西日本の桜開花予想
3月下旬は、春分の日前後の暖かさにより、福岡県から桜の開花が始まりました。ただ、それ以降は気温の低い日が多くなっており、つぼみの生長はゆっくりです。
このため、西日本の桜の開花は、例年より遅い〜非常に遅くなる所が多くなりそうです。
ただ、開花間近の桜も増えており、4月初めまでに咲き始める桜が多くなります。暖かい日が増え、4月上旬には見頃を迎える所も多くなりそうです。(更新:3/28)
京都の見頃は4月第2週

近畿は、春分の日前後に暖かくなったこともあり、桜のつぼみの生長は進んでいます。ただ、これまで寒暖の変化が大きく、たびたび寒さに見舞われたため、昨年に比べると、つぼみの生長が一週間ほど遅くなっています。
この先も気温は平年並みか低い予想です。このため、つぼみの生長は今後もゆっくり進み、桜の開花は例年より遅い~非常に遅くなる予想です。
道成寺や紀三井寺など、和歌山は間もなく桜が咲き始め、大阪市、神戸市、京都市など主要都市でも、開花が始まる見込みです。その後、寒さが解消して暖かい日が多くなり、開花前線はスピードを上げていく予想です。
京阪神エリアでは、入学式の頃に見頃を迎えそうです。近畿北部や山沿いは、4月上旬に咲き始める所が多く、吉野山(奈良)は4月15~16日に満開を迎えそうです。

吉野山(下千本)
開花ラッシュへ

中国・四国は、春分の日前後に暖かくなったこともあり、桜のつぼみの生長は進んでいます。ただ、これまで寒暖の変化が大きく、たびたび寒さに見舞われたため、昨年に比べると、つぼみの生長が一週間ほど遅くなっています。
この先も気温は平年並みか低い予想です。このため、つぼみの生長は今後もゆっくり進み、桜の開花は例年より遅い~非常に遅くなる予想です。
高知公園など高知県内で間もなく桜が咲き始め、松山市や高松市、広島市周辺でも、開花を迎えそうです。次第に寒さが解消し、平年並に暖かい日が多くなる予想のため、つぼみの生長が加速します。
4月上旬に咲き始める所が多く、4月8~9日には見頃を迎える所が増えそうです。開花前線は、4月中旬には中国山地など標高の高いエリアに進みます。

松山城山公園
福岡を筆頭に見頃拡大

九州は、春分の日前後に暖かくなったこともあり、桜のつぼみの生長は進んでいます。ただ、これまで寒暖の変化が大きく、たびたび寒さに見舞われたため、昨年に比べると、つぼみの生長が一週間ほど遅くなっています。
この先も気温は平年並みか低い予想です。このため、つぼみの生長は今後もゆっくり進み、桜の開花は例年より遅い~非常に遅くなる予想です。
舞鶴公園(福岡)や熊本城(熊本)で、間もなく桜が開花の見込みで、九州北部を中心に、3月末までに咲き始める所が多くなりそうです。4月に入ると、宮崎市周辺など九州南部でも咲き始める桜が増えます。
次第に寒さが解消し、平年より暖かい日が多くなるため、開花が加速し、4月8~9日には見頃を迎える所が多くなりそうです。

秋月杉の馬場
提供:株式会社ウェザーニューズ