花粉情報

関東の花粉飛散見解

シーズン終了は5月上旬

飛散時期
1月終わりに一時的に春本番の暖かさが到来し、南部では全国に先駆けてスギ花粉のシーズンへ入りました。ただ、その後は寒さの影響を受け、本格的な花粉シーズンに入ったのは2月中頃になりました。

2月終わり頃から急に花粉の飛散量が増加し、3月上旬にスギ花粉の最大のピークに。3月下旬にスギ花粉のピークは越えていますが、ヒノキ花粉が飛び始めています。

4月上旬は春本番の陽気で、一気にヒノキ花粉が増える恐れがあり、4月中頃にかけてピークを迎える予想です。

飛散量
3月中旬までの飛散量は、2016年に比べて多く、少ない所でも「2016年の2倍前後」、多い所では4倍程度を観測しており、症状は2016年より重い傾向です。

今後はヒノキ花粉の飛散量が増えて、スギ・ヒノキ花粉を合わせると少ない所でも「2016年と同程度」、多い所では2016年の2倍以上の花粉が飛散する予想です。

平年より少ない飛散量となる見通しですが、2016年より多くの花粉が予想されるため、引き続き注意が必要です。

茨城
平年比 0.70倍
2016年比 1.43倍
栃木
平年比 0.69倍
2016年比 2.02倍
群馬
平年比 0.67倍
2016年比 1.21倍
埼玉
平年比 0.63倍
2016年比 2.64倍
千葉
平年比 0.85倍
2016年比 1.74倍
東京
平年比 0.67倍
2016年比 2.40倍
神奈川
平年比 0.75倍
2016年比 1.85倍

北陸・甲信北部の花粉飛散見解

シーズン終了は5月上旬

飛散時期
2月後半に寒さが緩み、春の気配を感じる暖かい日が出てきて、2月下旬に各地で花粉シーズンに入りました。

寒暖を繰り返しつつ、3月に入り気温が上がったタイミングで、各地でスギ花粉の飛散が本格化しました。3月中旬にはポカポカ陽気になったことで、非常に多くの花粉が飛び、飛散のピークを迎えました。

最大のピークを越えつつありますが、4月上旬まではスギ花粉が多く飛ぶ恐れがあり、引き続き油断はできません。また、4月になるとヒノキ花粉が増え始める予想です。

北陸はもともとヒノキ花粉の飛散量は少ないエリアですが、4月中旬をピークに飛散するため、敏感な方は対策が必要です。

飛散量
3月中旬までの飛散量は「2016年に比べて多く」、少ない所でも2016年と同程度~2倍、多い所では4倍を観測しており、症状は2016年より重い傾向です。

スギ・ヒノキ花粉を合わせて、今シーズンは「平年並の飛散量」となる予想ですが、「2016年比では2~4倍」の花粉が予想されるため、引き続き注意が必要です。

新潟
平年比 0.98倍
2016年比 3.30倍
富山
平年比 0.90倍
2016年比 4.36倍
石川
平年比 0.96倍
2016年比 2.37倍
福井
平年比 0.91倍
2016年比 2.12倍
長野
平年比 0.91倍
2016年比 2.94倍

東海・甲信南部の花粉飛散見解

シーズン終了は5月上旬

飛散時期
1月の終わりに寒さが緩み、特に気温の上がった静岡県では、2月初めにいち早く花粉シーズンに入りました。

ただ、その後は再び強い寒気の影響を受け、他のエリアでスギ花粉のシーズンに入ったのは、2月後半になってからでした。

3月に入ると春を感じる暖かさの日が増え、広範囲で飛散量が一気に増え、静岡県では3月上旬~中旬に、その他のエリアでは3月中旬~下旬にスギ花粉のピークを迎えました。

すでにスギ花粉のピークは越えつつありますが、代わって静岡県や三重県などではヒノキ花粉が飛び始めています。

4月上旬になると春本番の陽気で、一気にヒノキ花粉が増える恐れがあり、4月中頃にかけてピークを迎える予想です。

飛散量
3月中旬までの飛散量は「2016年に比べて多く」、少ない所でも昨年の2倍前後、多い所では9倍を観測しており、症状は2016年より重い傾向です。

今後はヒノキ花粉の飛散量が増えて、スギ・ヒノキ花粉を合わせると少ない所でも「2016年の1.5倍」、多い所では2016年の5倍前後の花粉が飛散する予想です。

平年並の飛散量となる予想ですが、2016年よりも多くなるため引き続き注意が必要です。

山梨
平年比 0.74倍
2016年比 4.21倍
静岡
平年比 0.91倍
2016年比 5.36倍
愛知
平年比 0.91倍
2016年比 1.50倍
岐阜
平年比 0.91倍
2016年比 2.98倍
三重
平年比 0.97倍
2016年比 4.30倍

近畿の花粉飛散見解

シーズン終了は5月上旬

飛散時期
2月中頃まで、寒さの影響で花粉が飛散しにくい状況でしたが、その後は寒さが緩み、2月中旬のうちに、広範囲でスギ花粉のシーズンに入りました。

春一番が吹くなど、気温が上がって強い風が吹いたこともきっかけとなったようです。

3月に入ると一気に飛散量が増え、3月中旬~下旬をピークに多くの花粉が飛散しました。寒さの影響で2016年よりもピークは遅れましたが、3月下旬にスギ花粉のピークは越えており、わずかながらヒノキ花粉が飛び始めています。

4月上旬になると春本番の陽気で、一気にヒノキ花粉が増える恐れがあり、4月中頃にかけてピークを迎える予想です。

飛散量
3月中旬までの飛散量は「2016年に比べて多く」、少ない所でも2016年の3~4倍、多い所では6倍を観測しており、症状は2016年より重い傾向にあります。

今後はヒノキ花粉の飛散量が増えて、スギ・ヒノキ花粉を合わせると少ない所でも「2016年の3倍」、多い所(奈良県)では2016年の8.5倍の花粉が飛散する予想です。

2015〜2016年は飛散量が比較的少ない年が続き、平年並の飛散量となるのが3年ぶりの県もあるだけに、症状の悪化に引き続き注意が必要です。

滋賀
平年比 0.91倍
2016年比 5.40倍
京都
平年比 0.92倍
2016年比 5.60倍
大阪
平年比 0.94倍
2016年比 3.70倍
兵庫
平年比 1.02倍
2016年比 3.25倍
奈良
平年比 0.91倍
2016年比 8.47倍
和歌山
平年比 0.98倍
2016年比 4.47倍

エリア別の花粉飛散見解

提供:株式会社ウェザーニューズ