花粉情報

2016年まとめ

花粉の量と症状の変化

北海道

北海道のシラカバ花粉の飛散量は、2015年の109%と多い結果となり、ツライ症状を感じる割合は、全体の21%と2015年より8ポイント多くなりました。

北海道は、3月~5月にかけて平年より暖かい日が多くなりました。ゴールデンウィークには、札幌で24℃、旭川では25℃を超え、5月下旬には道内で30℃を超える日もあり、一気に飛散量が増加しました。

飛散のピークは、4月末~5月上旬で、5月中旬~下旬にも大量飛散したタイミングがありました。

東北北部

東北北部の飛散量は、曇りや雨の日が多かった太平洋側は、平年の約35%と少なくなりました。一方、晴れる日が多かった日本海側は、平年のおよそ75〜100%と、日本海側の方が花粉の飛散が多い傾向となりました。

春の暖かさで、青森県では花粉シーズンインが2015年より1週間程度早まりました。

飛散のピークは、3月下旬~4月上旬で、2015年より10日程度遅くなりましたが、平年並みかやや早いくらいのタイミングとなりました。

なお、ヒノキは積雪に弱いため東北北部では育ちにくく、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

東北南部

東北南部の飛散量は、太平洋側は曇りや雨の日が多く、平年の25〜35%と少なくなりました。一方、晴れる日が多かった日本海側は、平年の約40%となり、日本海側の方が花粉が飛びやすい傾向となりました。

飛散のピークは、3月末~4月上旬で、春の暖かさと強風の影響で大量飛散となりました。

2016年花粉シーズンまとめ


提供:株式会社ウェザーニューズ