花粉情報

2016年まとめ

花粉の量と症状の変化

北陸

北陸の飛散量はシーズン全体を通してみると、平年の20〜40%と少なくなりました。ただ、南風が強く吹いた日や、晴れて気温が上がったタイミングで、飛散量が増加しました。

スギ花粉のピークは3月上旬~中旬で、特に新潟県以外のエリアでは暖かさの影響で、2015年より1週間程度早まりました。新潟県では、2015年並みか、やや早くピークになりました。

北陸周辺には、もともとヒノキ林が少ないため、ヒノキ花粉の飛散量は少ない傾向ですが、4月上旬~中旬に飛散のピークを迎え、こちらも2015年よりやや早い傾向になりました。

関東甲信・東海

暖冬の影響でスギ花粉の飛び始めは早く、1月初め頃から症状を感じていた方もいました。

その後、花粉シーズンインは2月中旬、飛散のピークは2月下旬~3月中旬となり、ピークのタイミングは平年並みかやや遅い程度でした。

特徴として、例年4月初めには飛散の終わりを迎えるスギ花粉が、2016年は4月中頃まで飛び続けました。

特に関東では、比較的風が弱めで大量飛散の日が少なく、飛散量は平年のおよそ20〜60%にとどまりましたが、4月中旬になってもダラダラと飛散が継続したため、ツライ症状が長引いた方が多かったようです。

ヒノキの飛散ピークは、ほぼ平年並みかやや遅い3月末~4月中旬でした。

2016年花粉シーズンまとめ


提供:株式会社ウェザーニューズ