花粉情報

2016年まとめ

花粉の量と症状の変化

近畿・中国四国

近畿・中国(山口除く)・四国の飛散量は、2015年より少ない府県がほとんどを占めるものの、ツライ状態が2015年よりも長引きました。

これは、4月中旬になっても飛散量の多い日があり、特に山陽や四国ではヒノキの飛散量(4月上旬〜中旬)が、2015年より多い傾向にあったことが理由に挙げられます。

スギ花粉のピークは、近畿で3月上旬~中旬、中国(山口除く)・四国で2月末~3月中旬、ヒノキ花粉は4月上旬~中旬で、2015年とほぼ同じでした。  

九州

九州(山口含む)の飛散量は、福岡で2015年の128%、佐賀で207%と九州北部で多く、症状もツライ傾向となりました。

九州北部が2015年より飛散量が多かった要因は、2015年の夏が2014年夏よりも晴れたためと考えられます。

一方、九州南部は2014年夏と同様に、2015年夏も天候が不順で雄花の生育に不向きだったため、飛散量は2015年の40%前後と少ない傾向となりました。

スギ花粉のピークは2月末~3月上旬、ヒノキ花粉は3月中旬~4月上旬で、ピークの時期は昨年並みかやや遅い傾向となりました。

2016年花粉シーズンまとめ


提供:株式会社ウェザーニューズ